デルフィニア戦記 第1部 放浪の戦士3/茅田砂胡

放浪の戦士〈3〉―デルフィニア戦記 第1部 (中公文庫)

放浪の戦士〈3〉―デルフィニア戦記 第1部 (中公文庫)

うわ……これはくるなぁ。単純に言ってしまうと泣けるというやつか。講義中に感情の波が押し寄せてしまった。
どこがって当然フェルナン伯爵との会話。ああいうのに弱いんかな。
苦難がそれほどなかった物語も急展開で、前巻までよりも切羽詰った感というか焦燥感みたいなのがあってそれはそれですごく面白い。
そして相変わらず終わらせ方の上手いこと。最後の台詞はすごく印象に残った。ドキリとする。