頭蓋骨のホーリーグレイル/杉田智則

頭蓋骨のホーリーグレイル (電撃文庫 (0690))

頭蓋骨のホーリーグレイル (電撃文庫 (0690))

 エロくてグロいと聞いてはいたものの、そのどちらともライトノベルの範疇で、それというほどでもない。どちらかというと、黒いことを強調しようとしている、ただそれだけな感じ。だからか、作品自体がどこか薄っぺらい印象は拭えない。そう、いかにもライトノベルって感じかな。文章は読みづらくて、物語もまとまりがない気がする。この人の作品を読むのは2冊目だけど、もう読むことはないと思った。