DEATH NOTE【前編】

いい意味でも悪い意味でも予想を裏切られっぱなしでした。
まさか、あれほど原作と変わっているとは……。
これは別物として観た方が楽しめると思います。


さすがに原作でアレだけの分量があったのを
映画1本に収めるのは厳しかったようで、
内容はかなりハショられてます。


そのせいか話の展開が早くて
原作の緊張感と頭脳戦を十分に味わうことはできなかったかな。
原作読んでないと、なんだこれって思うかも。


でも、後半部分オリジナルの展開に走った部分はすごかった。
なんか明らかに原作よりも月がアタマ良くなってます。
原作よりも若干ワルいことしてる気もします。


ただ、藤原竜也が月役ということで、全然悪者っぽくないです。
人情が残ってるっていうか。
ヒトとしてコワれてる感が足りないというか。
正直、人を殺してニヤリと笑うくらいの演技が欲しかったかな。


キラvsエルの戦いは後編からなので
そこで壮絶なサスペンスを期待しています。