消閑の挑戦者3/岩井恭平

今回も素晴らしかった!スニーカーとしては異例の厚さだったけどいつの間にか読み終えてたよ。
冒頭から中盤まで続く日常シーンの雰囲気とか掛け合いみたいなものはすごく面白い。
いや、普通に笑えるしのほほんとしてるしあったかいし。
そして中盤から後半にかけて、考えさせるものは考えさせられて、訴えかけるところは訴えて、響くところは響く。
相も変わらず、熱くて、激しくて、まっすぐな挑戦者たちが織り成す最高の舞台。
胸打たれるかのような作品。
敢えて言うなれば、エシュリオンの友達と友情を深めるシーンがもうちょっと欲しかったかなぁ、ってまだ厚くなちゃうな。